ECWCS(エクワックス)とは?
ECWCS(Extended Cold Weather Clothing System)
ECWCSとは、米軍が開発した兵士のためのウエア。気候や状況別に、寒冷地などでも耐えれるようレベル1〜レベル7の7段階に分けて用意。
気候や気温に併せて、それらを組み合わせて着れるよう作られています。
その中でも、特に人気で、汎用的に使えるGORE-TEX(ゴアテックスパーカー)のECWCS。
雨天の時、バイクに乗る時などに重宝する水も風も通しません。
ガラはベーシックなカモフラ柄、現代的なカモフラ柄、デジタルカモ柄、デザート柄、大きさもLONG、REGULAR、SHORTなどが存在します。
世代・ガラによって、厚さや作りなども違います。
購入の目安のために、それらを比較してみました。
ECWCSのヴィンテージとは?
ECWCSのゴアテックスパーカーは、1985年頃にGEN1(第一世代)がリリースされ、2006年頃にGEN2(第二世代)に切り替わりました。
GEN1(第一世代)の中でも、前期・後期のモデルがあり、前期は80年代、後期は90年代〜2000年代となっております。
しかし、80s、90sと言っても、ECWCSに関しては、球数も多く、年代により価格差にあまり開きがないため、ヴィンテージという定義はあまり意識されているポイントではないように思えます。
なので、年代にこだわらず、自分が満足出来る個体を納得いく値段で買うのがベストではないでしょうか。
ECWCS GORE-TEX GEN1とは?
GEN1とは第一世代の意味。1985年〜2005年くらいのものです。GORE-TEXですが、表記はありません。
こちらは、GEN1後期のLサイズREGULARのものです。
サイズ感は、Lでも大きめで、身幅が65cm〜68cmはあるので、175cm〜180cmで70kg〜80kgくらいの方がダボっと着れる感じで、SupremeのXLくらいの感じはあります。
ECWCS GORE-TEX GEN1前期・後期との違い
前期型(80年代)と後期型(90年代〜2000年代)が存在し、前期型はジッパーの引き手が長く、フードが大きめ、裾にドローコードがついています。
後期はフードが小さめになり、ファーを取り付けるためのスナップボタンがつき、裾のドローコードはなくなります。
ECWCS GORE-TEX GEN2 デザートカラー
こちらはGEN1のデザートカラーです。カモフラと比べて、球数がかなり少ないため、価格は3万円前後するものが多いです。
こちらも、GEN1後期のLサイズREGULARのものです。
ECWCS GORE-TEX GEN2とは?
ECWCS GORE-TEX パーカーのGEN1(第一世代)と比べて、あまり違いはないのですが、軽量になり、保温性に優れた素材に変更されたようです。
ECWCS GEN2のこちらは薄手で、MサイズのSHORTになります。SHORTはREGULARより球数は少ないようです。
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